フラメンコ動画倉庫

バイラオール見習いユキマサがyoutubeで見つけたフラメンコ動画を紹介します。
スペイン人・日本人問わず,動画の感想やフラメンコ音楽・衣装についてなど幅広く書いていきたいと思います。

seesaaブログから引っ越しました。
今後はこちらで記事の更新を行います。
また過去記事において動画表示がうまくされていないものがあります。
順次、修正しておりますのでご了承ください。(2014/9/4)
旧ブログ)http://flamenco-movie.seesaa.net/

ルイス・デ・ルイスのソレア・ポル・ブレリア

LUIS DE LUIS por Soleá por Bulería

こんばんは。ユキマサです。
昨日は女性でしたが今日は男です。
しかも近頃人気急上昇(近頃か?)のルイス・デ・ルイス氏。
2009年のカラスコさん来日の際,ルイスさんのシギリージャで惚れました。
男から見てもかっこいいですが,女性からもウケがいいみたいですね。

さて,今日の動画はシギリージャではなくソレア・ポル・ブレリア。
踊りの為に出来た純ジプシー・フラメンコといわれています。

静かで厳かな曲調のソレアと,激しく陽気な曲調のブレリアが混ざりながらも
独自のニュアンスを残しているため,特有な見応えがあります。
が,そこはルイスさん。
ぶっ通しでパーカッション状態ですね。
テンション高いですね~。この人。

ルイスさんもヒターノですが,誰かに習ったわけでもなく,
独学なんだそうです。
歌振りはどちらかというと少ないほうで,
サパテアードが特に好きなのかなぁ,と思います。

舞台ではあまり客を意識したアドリブをせず,
ストイックに踊っている感じがまたかっこいいんです。
アドリブで客を意識するのもあれはあれでいいですけどね。
生で見る機会があればぜひ見てください。

アネット・マーコスのセビジャーナス

Concurso de Sevillanas 2007

こんばんは。ユキマサです。

2日続けて男動画だったので,今回はおねーちゃんにしてみました。
男好きと疑われても困りますからね。

やってる人ならご存じセビジャーナス。
歌も有名なミララ・カラです。

出演者はアネットさん,ドイツ・シュトゥットガルトでフラメンコを教えてらっしゃる方みたいです。
タブラオなノリですが,タイトルはコンクールとあります…実態はいかに。

フラメンコをやってない人のために簡単に書くと,
セビジャーナスはセビージャ地方の春祭りで踊られる踊りです。
日本で言うところの盆踊りと思ってもらえればわかりやすいかな?

フラメンコをやっている人はこういう感じの振りで踊りますが,
やってない人も踊るようです。そういうのはまた別の機会に。

さて,この曲は有名なんですが,アレンジもいろいろです。
日本ではセビジャーナスを最初に練習する教室が多いようで,
もっとまったりした曲調のものがよく使われています。

これはアップテンポでギターソロも激しくって,かっこいいですね。
歌い手さんもかなりノリが良いですね。ハスキー声が良い感じです。

ちなみに歌以外にところどころ飛んでいる合いの手,かけ声。
ハレオといって舞台全体を盛り上げるのに一役買っています。
はじめは恥ずかしいかもしれませんが,ライブに行くときはぜひチャレンジしてみてくださいね。

ホアキン・コルテスのTV出演

Flamenco Dancer (Juaquin Cortes) - DWtS

こんにちは。ユキマサです。
前回は超有名人のアントニオ・ガデス氏(故人)でしたが今回は現代人でいこうと思います。

フラメンコの踊り手としても有名ですが,フラメンコを知らない人でも知っているかも…。

特に日本では(いや,外国でもか?)女性に大人気。
セクシーさでめろめろにすると評判のホアキン・コルテス氏です。
ナオミ・キャンベルと一時交際していたそうで,これまた名前が売れていますね。

さてさて,芸能ゴシップ的なことはおいといて。
この動画,非常にパフォーマンス系なんですが,決めるところや目線のもっていきかた。
くるくる回るときの軸のきれいさ。
セクシー男になるためにはこうしなければいけないのか…という見本ですね。

バレエを経験している踊り手はみなさん動きがきれいですね。
その反面,フラメンコの泥臭さ的なものは薄れています。
幸い,映像もきれいなのでぜひご覧下さい。

パロはなんなんでしょうね。
前ノリの12拍子なのはわかるんですが,曲調からするとソレア・ポル・ブレリアでしょうか。

この人にあやかってセクシーモテモテ男になりたいものです。

アントニオ・ガデスのファルーカ



さてさて,記念すべき第一号。
超有名人なアントニオ・ガデス氏をいってみたいと思います。

このパロ(曲種)はファルーカといって,闘牛を模したもの。
もともとはフラメンコではなかったようで,
スペイン北部の民族が踊っていたものが伝わったと言われています。

アントニオ・ガデス氏が踊り,このパロも一躍有名となりました。
4拍子で日本人には比較的わかりやすいかもしれないですね。

これを踊るのはどちらかというと男が多く,
かなりマッチョなニュアンスで踊られることが多いようです。
ただガデス氏はクラシック等も学ばれているので,
マッチョなニュアンスもやや弱まり,キレイな感じになっています。

そうはいってもカマっぽいというほどでもなく,
柔らかな動きの中にきびきびした振りが光る感じですね。

女性も見ておいて損はありません。

冒頭インタビューは0:45まで。
こんな風に踊れるようになるのはいつの日だろうか…

はじめまして&このブログの楽しみ方

こんばんは。フラメンコの踊りを習っているユキマサです。
です。
なぜわざわざ性別を言うか
フラメンコって日本ではほぼ9割方女性なんですよね。
本場スペインでは男女問わず,踊られているにも関わらず
たいていの日本人はバラをくわえて踊っている,
スカートをひらひらやって踊っている,と思っているようです
それどころか,やっている女性の生徒さんにも,
男がいるとは思われてないことさえあります。
それくらい日本でのフラメンコは異常な比率なんです

そういう私も実はやり始めるまでは,男が踊るなんて…と思っていました
どういうことをするのかもイメージがわかなかったし,
男だとスカート持ってばさーってできないんじゃ
おもしろくないんじゃないか,と思っていました

でも,いざはじめてみて,男の踊り手を生で見たり,
youtubeで動画を検索していると,かっこいいんですね,これが

そんなわけで,男のフラメンコも格好いいということを
伝えたくてブログをはじめることにしました。
これをみて日本のフラメンコ界に男が増えることを祈って…。


<ブログの楽しみ方>
このブログでは,フラメンコ動画を
パロ,踊り手の性別,人名,その他小道具等,
で分類しています。

用途に合わせてお楽しみください

オススメは気になる踊り手さんが居たら,人名タグを使って
同じ踊り手さんの別の動画も見てみることです。
同じ人でもパロ,伴奏,衣装によって,全く違って見えますよ
必ず決まったポーズや見せ場がある人もいるので,注目してみてください


<ちょっと解説>
踊りのことをスペイン語では「バイレ」と呼びます。
男性なら「バイラオール」、女性なら「バイラオーラ」です。
また男女ペアで踊ることを「パレハ」と呼びます。

このブログでは,踊り手が男性なら「バイレ(男性)」,女性なら「バイレ(女性)」,
ペアものなら「バイレ(パレハ)」とタグを付けていますので
参考にしてください

タグの見本です。記事最下部にタグを付けています
hajime2





リクエストフォーム

動画や踊り手のリクエストをお待ちしております。 自薦他薦問いません。 動画の間違い等もありましたらこっそりお知らせください。 (アドレスなしでもOKです)

名前
メール
本文
ダンスコミック
ダンスがテーマのコミックのご紹介です。
フラメンコを始めてからいろいろと読むようになりました。
種類は違っても「踊る」ことへの楽しさ,難しさ,表現の仕方など,共通することはたくさんあるように思います。


<フラメンコ★鉄楽レトラ>
男子高校生がフラメンコを始めるという異色のストーリー。数少ないフラメンコ漫画,しかもバイラオール!ということで,今後の展開に注目しています。


<社交ダンス★ボールルームへようこそ>
こちらは社交ダンスを始めることになった男子高校生が主人公です。当然男女ペアが基本ですが,フラメンコとはまた違う距離感に驚かされます。


<バレエ★昴&MOON>


<バレエ★絢爛たるグランドセーヌ>


<おわら(盆踊り)★月影ベイベ>


<アイスダンス&フラメンコ★白のファルーカ>







バイラオール今井翼を応援しています
パセオフラメンコでも特集されました。
今井翼の動画も紹介していますのでご覧ください!
⇒ 今井翼のファルーカ
⇒ 他,今井翼情報も紹介しています



記事検索
ギャラリー
  • ヘスス・カルモナのマルティネーテ
  • ヘスス・カルモナのサパテアード
  • くまモンのセビジャーナス
  • マドリッドのストリート・アレグリアス
  • ナオミ・ピアッツァ他3名のファンダンゴ
  • エミリオ・ラミレスのファルーカ
最新コメント
DVD・本のオススメ

<DVD/デ・タブラオ>

憧れのバイラオールの一人,アントニオ・エル・ピパのDVD。
生粋のヒターノなだけあって,伝統的なフラメンコスタイルが特徴です。
男踊り手ならまずこの人からどうぞ!



<本/Jinokism>

フラメンコギター奏者・沖仁がフラメンコ音楽について語っています。
フラメンコを感覚的に捕らえるだけでなく,パロやリズムを知りたいという方にオススメです。
CDもセットなのでお得ですよ。


ブログランキングに参加しています。
ポチッと応援お願いします!
  • ライブドアブログ